兵庫ブロックのチャンピョンとの大一番。ゲームは初回から動きだし、懸命の攻防が繰り広げられた。
勝負を大きく左右する後半四回。どうにか三回を0に抑えた後の攻撃に期待するも無得点。
逆に、その裏。決定的なエラーが絡み2点を献上し、展開から云えば、敗色濃厚。しかし、四点差で迎えた最終回、執念とも言える打球が、相手内外野を襲い点差は2点に。そして、尚、一死、一三塁のチャンス。
ここで、鉄壁の守備を誇っていた相手チームが動く。三塁ランナーの生還を敢えて許し、一塁走者をアウトに仕留めるピックオフプレイを仕掛ける。しかし、無情にもボールは外野フェンスへ転々と…、その間に躍り上がって同点のホームを踏むブルー戦士。制限時間を過ぎ引分か、負けが決まる裏の相手攻撃を封じ、勝負は、規定により抽選へ。結果は、5対4で貝塚の抽選勝利。

試合前の元気あふれた素晴らしいアップ。軽快な動きを見せるシートノック。一つ一つのプレイへの執着心。すべてが、神戸リーグが圧倒していたのは事実。また、試合後に見せた神戸リーガー達の涙。そして、立派な挨拶。是非、貝塚の選手達も見習って欲しいものと実感。

勝負は、勝っていません。引き分けです。
さぁ、本当の一勝を目指して、三回戦へ！

本音で言うと、四回の失点で敗戦を覚悟しました。
君達を信じられなかった事に大反省。
ごめんなさい。

最終回の君達の頑張りに、大きな感動をもらいました。

対戦相手は、剛球投手を打ち崩し、コールドで勝ち上がってきた住吉大和川リトル。
初回、一二塁のピンチを切り抜けると怒涛の攻撃のゴングが球場に鳴り響いた。
初回の7点は、制球に苦しむ相手投手のボールを慎重に見極めての冷静な試合運びの賜物。
特筆すべきは、二回の攻撃。四点を返され一気に試合のムードが緊迫感に包まれた中、簡単にツーアウト。
しかし、ここから打線が見事に繋がり一挙5点を奪取。そして、見逃せないのが、積極的な走塁。大荒れしそうな試合展開を上手く継投でかわし、コールド勝利。
選手達は、神戸戦で何かを掴み取ったのか…。ボールは見送り、ストライクにはフルスイング。
隙を突く積極的な走塁が印象に残った見事な一戦であった。

準々決勝の相手は、大阪布施リトル。
涙と共に試合する、ちょっぴり塩味なブルーイレブン。
涙は、心の汗だ！次も頑張って！！