7月2日(日)  関西連盟夏季大会一回戦・二回戦が行われました


 7/2  関西連盟夏季大会一回戦     対 住之江リーグ     球場:貝塚リトル専用球場
 
貝 塚 5 3 0 0           8
住之江 0 0 0 0           0
山田-又井
 
 
 


雨中の決戦を制す。
勝因は、保護者の執念!

典型的な梅雨空。予報は雨。上空には強風が舞うという不穏な空気が球場を包み込む中、試合はスタート。

初回貝塚の攻撃。
一死から敵失で出塁すると又井、山田が速球に詰まりながらもセンターへ弾き返し先制。
以後、エラーが絡み一挙 5 点を奪取。
降雨コールドが心配されるなか、どうにかテンポ良くゲームを進めたいところ。
立ち上がり主戦・山田は制球が乱れ塁上に走者を置いての苦しいピッチング。
ここで一回目の雨。強風に押され、まさに、グランドを駆け巡るような大雨。
7 分の中断をはさみ懸命のグランド整備で試合を再開。
2 回にも幸運な 3 点をあげ裏の守り。
ここで、またしても雨による中断。
計 3 度のグランド整備を重ね、どうにか四回コールドでゲームセット。
懸命にスポンジで水を取り、土を入れてのグランド整備をし終わる直後に降る雨に、ゲーム続行を諦めるムードが漂う。
しかし、率先して泥のグランドの中で水取りをする会長の姿に保護者が呼応。
マイナーの保護者も駆けつけ、一心不乱にグランド整備する光景は勝利への執念が強く感じられ、またチームとしての結束が生まれた。

降雨による度重なる中断が、恵みの雨になる。
今大会に大きな期待を予感させる一戦であった。



 7/2  関西連盟夏季大会二回戦     対 富田林リーグ     球場:泉佐野リトル球場
 
富田林 0 0 0 0 3 0       3
貝 塚 0 0 5 0 0 ×       5
又井−山田
川崎・山田
 
 


チームに勇気を与える攻めの守備。
勝因は、初回のファインプレイに有り。

場所を泉佐野球場に移し、3年連続西日本大会出場を狙う富田林リーグと対戦。

初回、先頭打者に四球を与え苦しい立ち上がり。
2死を取るものの 4 番打者が放った打球はライナーで右中間へ。
誰もが 1 点献上かと思った瞬間、薬師が地上すれすれの打球をダイビングキャッチ。
その後、両チームともにチャンスらしい機会もなく淡々とゲームが進み、勝敗を決する 3 回の攻防を迎える。富田林の先頭打者に死球を 与えるも間単にツーアウトを取りひと安心したのも束の間、連続して初球をセンターに弾き返され満塁。
迎える打者は、初回右中間に強烈な打球を放っている四番。
ツーストライク、ツーボールから外角低めにカーブが決まり又井に軍配が上がる。
ピンチを脱した後の攻撃をどうにかものにしたい貝塚の先頭・ 池田 がボールを見極め四球で出塁。
続く川崎がファールで粘りながらフルカウントからライナーで右中間に待望の先制ツーランを放つ。
さらに薬師が一二塁間をゴロで破りチャンスメイク。
1 死後から前田が絶妙のバンドヒットで繋ぎ押せ押せムード。
二死後に打席は山田。
ツーボールの有利なカウントから高々と左中間にスリーランを放ち、計 5 点。
相手投手は左腕。そして、この回のヒットは全て逆方向への打球。
見事な打者一巡の攻撃であった。
後半、先発・又井は二発を被弾するも、完投で逃げ切る。

勝利に方程式は、ある。
流れを呼び込む攻めの守備。
ピンチの後のチャンスを活かす。
逆らわない素直なバッティング。  

勝利に、敢えて苦言を呈すれば、まだまだ流れを寸断する内容が悪い打席が目に付く。
同じアウトでも次の打席に繋がるものにしたいところ。
後、一週間。しっかりと課題をもった調整を期待する。 

準決勝の対戦相手は、記念大会で死闘を繰り広げた大阪布施リーグ。
できれば三点を境にしたロースコアーでの試合運びにしたいところ。
頑張れブキッチョ軍団!





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